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前置詞がわかりやすい絵本「Who’s Behind Me?(うしろにいるのだあれ)」

おうち英語

「テーブルの上にあるよ」「うしろにあるよ」など、子どもが何かを探しているときに、語りかけ英語でよく使う前置詞。

なんとなく伝わっているようだけど、もう一歩理解が進むような絵本を探してみました。

おはなしの内容

「うしろにいるのだあれ」といぬが後ろをみています。後ろにはカメがいます。

カメが後ろをみると、ネコのような手が描いてあります。

ネコが後ろをみると、ゾウのような鼻が描いてあります。

後ろや前、上や下などに動物が描かれていて、その動物はだれ?と質問してき、最後は最初のイヌに戻ってきて、みんな近くにいたんだねというお話です。

みんなだれかしら、みんなのことを見ているんだよ、側にいるんだよというメッセージが込められている絵本です。

英語の難易度

どのページも「◯◯(動物)さん、◯◯(前や後ろ)にいるのはだれ?」と聞いていくお話ですので、難しい単語や表現はありません。

1ページあたりの文章量

「who’s behind me?」
引用:ふくだ としお 翻訳 Mia Lynn Perry(2005)『Who’s Behind Me?』R I C Pubns Asia Co Inc p9

「Oh, Mister Turtle.
Who’s behind you, Mister Turtle?」
引用:ふくだ としお 翻訳 Mia Lynn Perry(2005)『Who’s Behind Me?』R I C Pubns Asia Co Inc p10

「Oh, Mister Squirrel.
Who’s in front of you, Mister Squirrel?」
引用:ふくだ としお 翻訳 Mia Lynn Perry(2005)『Who’s Behind Me?』R I C Pubns Asia Co Inc p19

繰り返しの文章で、前や後ろなど場所に関する言葉が変化した文なので、理解しやすいと思います。

でてくる前置詞

どれもどの位置にいるのかをあらわす前置詞です。動物たちは、次の動物がいる方向に目を向けているので、目線をたどるように指で方向を指してあげると、子どもも理解しやすいと思います。

例えば、こちらの赤い鳥は、上にいるリスのしっぽを見ているので目線が上にいっています。

絵本にでてくる前置詞

1ページあたりの絵が少なめ

見開き1ページに描かれているのは、一匹の動物の体全体と、次の動物の体の一部だけととってもシンプルなのです。次にでてくる動物の体の一部に目が行きやすいく、これは何かな?と質問するのに最適です。

読み聞かせに使った英語フレーズ
  • What is this?「これはなにかな?」
  • It was a cat’s paw.「ネコの前足だったんだね」
  • It was an elephant’s trunk.「ゾウの鼻だったんだね」
  • It’s a bright red bird.「あざやかな赤い鳥だね」
  • What is this?It looks fluffy.「これはなんだろう。フワフワしてるようにみえるね」
  • We can only see half of someone’s face. Who is it?「誰かの顔が半分見えるよ。誰かな?」
  • What sound does an owl make?「ふくろうはなんて鳴くの?」
  • Those were giraffe’s horns.「きりんのつのだったんだね」(キリンの角の正式名はossiconesです)

本を読んだあと、前置詞を使ってみた

息子のうしろに座って「Mama is behind ◯◯(息子の名前).」と言ったり、「〇〇 is in front of mama.」といった感じで、遊んでみました。

ねっころがって息子を見上げながら「〇〇 is above mama.」など体感できるとわかりやすいかなと思いました。

二回目に絵本を読もうと、本を広げると
いぬが後ろのカメを見ているページで、ササッと私の後ろに行き「こうだよね」と言っていたので、位置のイメージが理解できたようです。

前置詞がわかるだけで、ちょっとした声かけや語りかけも伝わりやすくなるので、ぜひおうち英語の読み聞かせに読んでみてください。

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