昔から、プロフィール欄などの趣味の欄には、『読書』と書いてきた私。
特に趣味といえるものがなくて、読書としか書くことが無かったからなのですが、、
本を読むこと自体は好きなんです。
小説も教養本も自己啓発本もエッセイも、タイトルをみて「いいな、気になる」
と思った本を読んできました。
でも読んで終わりでした。
振り返ってみると、この本がどんな本だったのか、どこが印象的だったのか、学べたことや初めて知ったことは何だったのか、思い出せないのです。
読んでいるときは、「なるほど、へぇ〜、知らなかった、うわーいい表現」などいろいろな感情や感想、覚えておきたいと思うフレーズや情報がたくさんあったはずなのに、時間が経つと何も残っていないのです。
そこで、タイトルの通りいまさらだけど本てどう読むの?という疑問に至ったのです。
字は読めるし、本を読むことはできます。
じゃあ、本読めるじゃんってことで、当たり前すぎて疑問に思ったことすら無かったのですが。
でもそういう字をなぞるだけの読書ではなくて、自分の身になる本の読み方がわからないのです。
そんなところで、さっそく読書術の本を読んでみることにしました。
読んだのはこちらの2冊
すごろく読書術
タイトルを見て、すごろくってどういうこと?と思いながらも、
表紙の水色のかわいらしい色と、手書きの紙に何が書かれている気になり手に取りました。
すごろく読書術は、
本を読んで感じた感想や感情が動いたこと
気づきなどをその都度すごろくのように書き進めていく読書術です。
・読書記録に挑戦したものの続かなかった
・書いて満足で、あまり読書内容が記憶に残らない
・本を読んでいいことを思いついても、読み終わる頃には忘れてる
そんな私でしたが、すごろく読書術なら、本を読みながらその都度
紙に書き込んでいくので、アイデアや感想、必要な情報を漏らす心配がありません
すごろく読書術は思考が整理されながら読書ができるし
とにかくシンプルで簡単なんです
初めての読書術としておすすめですよ。
頭がいい人の読書術
こちらの本は表紙の
「1冊10分でインプットし、30分でアウトプットする技術」というフレーズに衝撃を受け手に取りました。
なぜなら私は、読むのに1週間、アウトプットはやる気はあるけど行動に移せない人間だったからです。
この本にでてくる「3分の1リーディング」はとてもおもしろいです。
見開き1ページの文章の上3分の1だけが読めるようになっていて、下3分の2はぼやけていて読めないように加工してあるんです。
そのあとに内容について、三択の質問に答えるのですが
答えられるんですよ!
3分の1しか読めていないのに、なんとなく何が書かれていたのか
理解できてるんですよ。
とても不思議なんですが、確かに精読じゃなくても
それなりに理解できてるんですね。
ただ、慣れは必要だと思いますが
この読み方で本当に頭に入るかな?
とも思いますが、「10分で60%理解する」くらいの感覚と
本の中で仰っていて、確かにそのくらいの気軽さでどんどん
本が読めたら楽しいですよね。
自己啓発本や実用書となると、その本が伝えようとしている
テーマとかキーワードとか、本の肝みたいなものがありますよね。
それが押さえられていれば
3分の1リーディングでも十分理解できるなと思いました。
2冊の共通点
ゴールを決める
その本を読む目的が明確な状態で読み始めると
自分が読みたい項目や必要なフレーズに早くたどり着くことができます。
そうなるとおのずと、今読みたい本と読みたいけど今じゃない本が
はっきりするので
「あれも読みたい、これも読みたい、、、でも時間がない、、
読んでいるんだけど、なんとなくあっちの本も気になって、、、
読みたかった本のはずなのに、読んでてもなんだか『この本じゃない感』がする、、」
という悩みを解決してくれますよ。
本は読んでアウトプットしてなんぼ
マーカー引こうがふせん付けようが
ページの角を折ろうが
本に書き込みをしようが、それで終わってしまえば
成長も変化も無いわけですからね。
読んで得られたことを
・行動に移す
・誰かに伝える
それが頭の片隅にでもあると
本から吸収しようとする意識も変わってきますね
もっと読書が楽しめそう
例えば小説を読むとき、すごろく読書術をしながら読んだら
もっと登場人物に感情移入できそうだな
読んでみたい実用書などたくさんあるけど
今までやっていた精読じゃなくても
3分の1リーディングでササッと読んで
アウトプットに繋げられたら便利だな
というふうに今まで当たり前のように
「本は最初のページから読む」
「最後まで読んで感想書く」
という考えが壊された2冊でした
今の読書になんとなく物足りなさを感じている方は
ぜひ読んでみることをおすすめしますよ
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