以前読んだ、シジュウカラの研究をしている鈴木俊貴さんと
ゴリラの研究をしている山極寿一さんの対談形式の本
『動物たちは何をしゃべっているのか』
この本を読んでおや?と思った事があり
こちらの『動物と話せる女性ハイジ』を読んでみました
読もうと思ったきっかけ
山極寿一さんと鈴木俊貴さんは『動物たちは何をしゃべっているのか』の対談のなかで
このようなことを話していました
“動物は人間のように物事をストーリー化することや
因果関係のようにつなげて考えたりしていないのではないか”
“スナップショットのように場面に限定されて
記憶として頭に入っているだけ”
と話してたのです。
気になる方は、Part4 暴走する言葉、置いてけぼりの身体
を読んでみてください
なぜそれで『動物と話せる女性ハイジ』
を読もうと思ったのかと言うと
ハイジさんもテレビで動物と話すときの
感覚を同じように表現していたからなのです
動物と会話ができるというと
動物が人間と同じ言葉を話すようなイメージを
されるかもしれません
でもテレビでハイジさんが言っていたのは
こちらの質問に対して
動物からいくつかイメージが送られてくる
それをハイジさんがストーリーのように組み立てる
あるいは因果関係を考えて
「おそらくこういうことなんじゃないか、、、」
と飼い主たちに動物の気持ちを伝えるのです
それを聞いた飼い主さんたちは
心当たりがあって、問題の改善や解決に
つながるということなんです
それでもっと詳しくハイジさんの
動物と話すということについて
知りたいと思い、彼女の著書である
『動物と話せる女性ハイジ』を読んでみることにしたのです。
イメージとはどんなことか?
動物から送られてくるイメージとは
どういうものなのか少し説明されていました。
その動物の目線になって見える光景の場合もあれば
ハイジさんの視点で見えるときもあるようです
イメージは写真だったり動画だったり
カラーだったりモノクロだったり
と書かれていました
小型犬であれば低い目線になったり
カメであれば人間の手に乗せられて運ばれる
イメージであったりと
見えたイメージはわかりやすく表現されています
また、反対に動物に何かを伝えたいときは
ハイジさんもまたイメージを送るようなのです
暴れるようになってしまった馬に
暴れると大切な人を怪我させてしまうよ、とか
喧嘩ばかりして気性が激しいメスザルに
自分はもっと強いメスであるイメージを送って
攻撃性を削いだり、と書かれていました
いずれもストーリーがあるのではなくて
場面ごとのイメージ写真みたいなもの
で会話している感じなのかな思いました
ただ、イメージで相手に何かを伝えるって
とても難しいことだと思うんです
ハイジさんが野生のシカと話したエピソードでは
道路を渡るときの注意点を伝えます
車のエンジン音のイメージや
その音が聞こえたら危険だということや渡らずに待つ
などを何度もイメージで伝えたというのです
私達に置き換えてみると
文化も言葉も全く違う外国の方に
絵とか音とかだけで伝えるような感じでしょうか
相当骨の折れる作業ですね
また見えたものだけでなく
感覚も伝わってくるとも書いてありました。
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イメージだけでなく
暑さ、寒さ、痛み、におい、音など
五感も動員して会話がなされているようなのです
面白いなと思ったのは
二感や三感だけしか体が反応しないときもある
というのです
『動物たちはなにをしゃべっているのか』に
書かれていましたが、
鳥は紫外線を見ることができるし
コウモリは超音波で周囲の環境を認識できる
どれも人間にはできないことだし
理解できない感覚だ、と
もしかしたら二感、三感しか
反応しないときというのは
人間では理解できない感覚なのかなぁ
と勝手に考えてしまいました
と、ここまでは『動物たちは何をしゃべっているのか』を読んだうえで
思いついたことをもとに読んできたのですが、
ハイジさんの驚くべき能力は、想像以上でした
驚いたこと
1:動物が目の前にいなくてもコミュニケーションがとれる
天才!志村どうぶつ園でみたハイジさんは
直接動物に会って意識を集中して
コミュニケーションをとっていました
でも本を読んでみたら
なんと直接会わなくても写真を通して
その動物とコミュニケーションが取れる
と書いてありました!
他にも動物園に行ったとき
遠くにいるカバの子供の声が”聞こえた”
というのです
また、自身が飼っている猫や馬とも
離れていても意識を集中すると
会話ができるとのことです
会話ができるというより
超能力のような感じもしてきましたが、、、
2:人の心の声もきこえた?
自身の過去についてのエピソードで
こんなことが書かれていました
動物の感情が読み取れることは
家族にも打ち明けていなかった少女時代
13歳のある日、学校で数人の女の子とすれ違ったとき
自分に対するひどい言葉が聞こえてきたというのです
それに深く傷つき能力を封印してしまったそうなのです
ハイジさん自身もなぜ人の思考が聞こえたのかは
わからないそうです
もしその悲しい経験がなく
能力を封印しようとしなかったら
ハイジさんは人の思考も動物のように
読めていたのかなぁ
人の思考が読めてもロクなことなさそうだから
今のように動物とコミュニケーションが
とれるようになって良かったと思います
ハイジさんの能力を信じるか信じないかは
人それぞれの考え方があります
ただ、やはり動物を見ていると
人間が驚くような知能や感情のようなものが
見えるときがあります
もちろん思い過ごしや勘違いもあるかもしれませんが、、、
少なくともなんの考えも感情もない生き物とは思えないのです
ハイジさんのように
動物たちと会話とまではいかなくても
泳いでる魚やじっと見つめてくるハムスターの
気持ちがわかったら楽しいだろうなぁ
『動物たちは何をしゃべっているのか』を読んで
動物たちは人間が思っているよりとても賢く
よく物事を見ているということはわかりました
『動物と話せる女性ハイジ』を読んで
ちょっと不思議なお話だけど
動物たちの感情や考えに触れられてとても楽しい本でした
気になる方はぜひ読んでみてください

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